世界有数の農業大国であるブラジルでは、アマゾンでの違法伐採と広大な劣化牧野が課題となっている。ブラジル政府は持続的な食料増産を目指し、新たな森林伐採の抑制および劣化牧野の回復とその畑地転換を推進する政策を掲げている。
今年3月、日本の農林水産省、外務省と、ブラジルの農業・畜産省、農業開発・家族農業省は、「ブラジル劣化牧野回復モデル実証調査に関する意向表明書」(LOI)に署名した。これに基づき、農林水産省は今年4月から、日本企業、ブラジルの日系農協、日・ブラジル両政府と連携し、モデルファームでの実証調査を開始した。この調査では日本企業のバイオスティミュラントや土壌改良材を活用しながら、森林伐採を行うことなく劣化土壌の回復を推進し、農業生産性の向上と持続可能性の確保を両立することを目指している。
本セミナーでは、この実証調査の結果報告および実証に利用している資材等の紹介を行う。また、ブラジル政府関係者、日本企業、農林水産省等が、ブラジルでの持続可能な栽培体系や農業投入資材を含む回復モデルなど、農業・食料システムの発展について議論する。
Sat 15 Nov. 2025
ブラジル時間
11:45-13:00
日本時間
23:45-1:00
日本とブラジルが連携したブラジル劣化牧野回復による農業生産性の向上
主 催 : 農林水産省
共 催 : 外務省(外務省)・環境省(環境省)・ブラジル農業・畜産省(MAPA)・ブラジル農業開発・家族農業省(MDA)
概要
プログラム
開会挨拶
林 禎二|駐ブラジル日本国特命全権大使
挨拶
窪田 修|農林水産省 国際食料情報特別分析官
挨拶
Ms. Pereira|ブラジル農業・畜産省 大臣アドバイザー
日本企業の技術紹介1
山本 直子|ブラジル味の素 社長
日本企業の技術紹介2
山内 一生|アサヒバイオサイクル株式会社 シニアマネージャー
実証成果発表
弘重 秀樹|株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル 農業農村開発グループ部長
パネルディスカッション
Ms. Pereira|同上
山本 直子|同上
山内 一生|同上
弘重 秀樹|同上
尾上好男|農林水産省
閉会挨拶
永森 一鴨|環境省 地球環境局総務課脱炭素社会移行推進室 排出・吸収インベントリ算定企画官
セッションサマリー
ブラジル政府は持続可能な食料生産を目指し、新たな森林伐採を抑制するために劣化牧野の回復を重要政策として推進中。
2025年3月、外務省及び農林水産省、ブラジル農業・畜産省及び農業開発・家族農業省で署名した「劣化牧野回復モデル実証調査に関する意向表明書(LOI)」に基づき、農林水産省は同年4月より、ブラジル国内において、日本企業が有するバイオスティミュラントを活用して、劣化牧野の回復を通じた農業生産性向上と持続可能性確保の両立を目指す栽培実証事業を実施している。
本セミナーでは、実証結果やバイオスティミュラント資材の紹介をするとともに、ブラジルでの持続可能な農業に向けた議論を展開された。ブラジル政府からは、日本企業の提供する技術・製品、及び日伯間の更なる連携強化への期待に言及があった。
挨拶:農林水産省 窪田国際食料情報特別分析官
ブラジル農業・畜産省 バネッサ 大臣室アドバイザー
パネルディスカッション
集合写真
