気候危機の時代を迎え、世界各地で大規模気象災害が発生している。京都議定書、REDDプラス、パリ協定での議論に見られるように、森林には大気中の炭素吸収による気候変動緩和の機能が期待されるとともに、気候変動の影響の顕在化とともに、災害リスクの軽減といった適応に対する機能にも期待が高まっている。本セミナーでは、国際機関・政策決定者・NGO・研究機関から登壇者を迎え、気候変動危機の時代に森林はどのような役割を果たすのかという問いに対し、森林の保全と利用という観点から議論することを目的とする。
Fri 14 Nov. 2025
ブラジル時間
14:00-15:15
日本時間
2:00-3:15 (+1day)
気候危機の時代における森林の役割
主 催 : 国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所
共 催 : 林野庁・国際熱帯木材機関(ITTO)
概要
プログラム
開会挨拶
谷村 栄二|林野庁
開会挨拶
シャーム サックル|国際熱帯木材機関(ITTO)事務局長
社会正義と伝統的コミュニティの手段としての熱帯林管理:ブラジルアマゾンの「永遠の緑の保護区」の事例
ルーカス マッセイ|東部アマゾンブラジル農業研究公社(Embrapa)林業技師
気候危機:ベナン、カメルーン、トーゴのアフリカ女性たちによる解決策
セシル ンジェベト|コミュニティ森林経営のためのアフリカ女性ネットワーク代表/創設者
持続可能な森林経営を通じた日本の気候変動対策の取組
岡林 正人|林野庁 海外林業協力室 課長補佐
グローバルサウス諸国での気候変動適応における森林の役割
平田 泰雅|森林総合研究所 研究専門員
パネルディスカッション
パネリスト
宮本 和樹|森林総合研究所 生物多様性・気候変動研究拠点拠点長
ルーカス マッセイ|同上
セシル ンジェベト|同上
岡林 正人|同上
平田 泰雅|同上
