セミナースケジュール自然資本を「バランスシート」に -プロセスとロードマップ-

Tue 11 Nov. 2025

ブラジル時間
10:00-11:15
日本時間
22:00-23:15

自然資本を「バランスシート」に -プロセスとロードマップ-

主 催 : 環境省

共 催 : 東京大学未来ビジョン研究センター/グローバル・コモンズ・センター

概要

ネイチャーポジティブ社会の実現を経済社会システムのもとで達成するためには、自然資本を保全することが経済的な観点からも合理的な意思決定となる必要がある。そこで有効となる手段が自然資本をバランスシートに記載・反映させることであり、そのための国際ルールメイキングにアジアやグローバルサウスの声を届けることが重要となる。本セミナーでは、環境省及び東京大学未来ビジョン研究センター/グローバル・コモンズ・センターが中心となって実施しているプロジェクトの成果も踏まえつつ、実現に向けたプロセスとロードマップを議論するとともに、その取組を国際社会に発信する。

プログラム

開会挨拶

石井 菜穂子|東京大学 グローバル・コモンズ担当総長特使

パネルディスカッション

石井 菜穂子|同上
磯野 裕之|王子ホールディングス株式会社 代表取締役社長執行役員 CEO
中村 茂雄|味の素株式会社 取締役代表執行役社長最高経営責任者
イロナ スザボ ド カーバロ|Igarapé Institute プレジデント
カルロス ノーブル|University of Sao Paulo シニアサイエンテイスト
グイド シュミッド トローブ|SYSTEMIQ パートナー

閉会の辞

石井 菜穂子|同上

セッションサマリー

自然資本を経済システムに統合し、ネイチャーポジティブ社会への移行を加速するためには、生態系の維持・再生を「企業価値と経済成長に結びつく投資」として捉える枠組づくりが不可欠である。本セミナーでは、自然資本をバランスシートへ反映するための国際ルール形成に向け、各参加者が果たすべき役割と課題、そして実務的なロードマップが議論された。日本企業・ブラジルの科学者・NGO・シンクタンクといった多様な登壇者から、森林資産オーナーとしての実務経験、アマゾン生態系の臨界点に関する最新科学知見などが共有されたほか、社会・経済システムと自然資本評価を結びつけるアプローチ等、制度実装に向けた論点が具体的に議論された。本セミナーを通じて、自然資本を財務に統合する国際的なルールメイキングの加速に向け、アジアやグローバルサウスから知見発信を強化する必要性が広く共有され、今後の政策形成・国際連携に向けた重要なステップとなった。

開会挨拶 石井菜穂子 東京大学CGCデイレクター

ディスカッションの様子

味の素 中村茂雄社長

王子ホールディングス 磯野裕之社長

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