セミナースケジュール観測とモデルによる森林吸収源を含むGHG収支の広域監視

Wed 12 Nov. 2025

ブラジル時間
11:45-13:00
日本時間
23:45-1:00

観測とモデルによる森林吸収源を含むGHG収支の広域監視

主 催 : 林野庁

共 催 : 環境省・東京大学・森林総合研究所

概要

本セミナーは、ネット・ゼロ排出の実現において鍵となる排出源・吸収源の監視をテーマとし、関連政策および研究開発についてステークホルダーに紹介するプレゼンテーションとパネルディスカッションで構成される。特に森林吸収源が関連するAFOLU(農業、林業及びその他の土地利用)や LULUCF(土地利用、土地利用変化及び林業)における温室効果ガス(GHG)の広域的な監視に焦点を当てる。日本からは、林野庁より森林吸収源に関する国内外の政策、研究者より環境省プロジェクトによる研究開発等について紹介する。国外より、FAO(国連食料農業機関)及びGCOS(全球気候監視システム)の著名研究者から関連する話題提供をしていただく。パネルディスカッションでは登壇者全員と聴衆で、森林吸収源の監視に関する課題やグローバルストックテイク、次期IPCC報告書などに向けた課題について議論を行う。

プログラム

開会挨拶

谷村 栄二|林野庁 次長

趣旨説明

伊藤 昭彦|東京大学 教授

プレゼンテーション

藤本 泰樹|林野庁 森林利用課 環境保全専門官

プレゼンテーション

橋本 昌司|森林総合研究所 チーム長

プレゼンテーション

Thelma Krug|GCOS Chair of Steering Committee

プレゼンテーション

Francesco Tubiello|FAO Senior Statistian, Team Leader

パネルディスカッション

セッションサマリー

冒頭に東京大学・伊藤により趣旨説明が行われた。続いて林野庁・藤本の講演では行政的な観点から、日本の森林資源に関する歴史的経緯、Jクレジット、"Nature-based CCS" などに関する情報提供が行われた。森林総研・橋本の講演では科学的な観点から、森林のインベントリ事業、フラックス観測、土地利用変化の影響、モデルを用いた評価などに関する情報提供が行われた。GCOSのThelma Krugの講演では、ブラジルにおける土地利用変化に伴う炭素放出量の評価方法と時間変化に関する分析結果が示された。FAOのFrancesco Tubielloの講演では、最新の統計データ(FAOSTAT)の作成とそこでのAFOLUセクターの評価結果などが示された。パネルディスカッションでは、森林の土地利用変化に伴うGHG収支評価を行う上での課題や今後必要な取組に関する意見交換が行われた。特にキャパシティビルディングの重要性に関してはパネリストの意見が一致しており、官学一体での取組を進めていくべきであるなどの提案が行われた。

林野庁谷村次長の挨拶と東京大学伊藤教授の趣旨説明

登壇者による発表

登壇者によるパネルディスカッション

登壇者らの集合写真